発達障害セルフサバイバルメソッド

発達障害(ADHD)当事者で現在、障害者雇用でOLをしています。【発達障害セルフサバイバルメソッド】ってブログを書いています。 少しでも発達障害の理解と当事者が前向きになってもらえるきっかけになればいいと思っています。

「ポーの一族」は、明日海りおの代表作になるな

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1985年に作者に申し出て以来、33年越しの念願の上演

 実はこう見えて宝塚が好きなんです。元々、ミュージカルが好きで劇団四季ミュージカル映画をみましたが、宝塚はそれを超越する魅力があります。

男役の性別を超越した演技をみたら感動します。

ちなみにイチオシは、瀬戸かずや(以下あきら)さんです・・・。

歩いているだけで男らしいってホンマ、ありえない!!

話がズレました・・・。

 今回は、人気の少女マンガ「ポーの一族」で萩尾 望都の代表作です。宝塚ファン以外の注目が高かったので、チケット難だろうと思っていました。

あきらさんのファンの人に招待されなかったら厳しいと半分以上あきらめていたので、招待されてよかったです。

 エリザベートで有名な演出家 小池修一郎が「ポーの一族」を1985年に作者に舞台化を申し出て以来の念願の上演で、どんな演目になるのか期待していました。

小池修一郎涼風真世主演のPUCKで、涼風真世が演じる生まれたての妖精パックに「人間は汚い」、「人間は怖い」と教えるシーンがあってその考えは「ポーの一族」にも通じるところがあり、村人が一族の住む館を襲撃したシーンをみて改めて思いました。

 みりおが妖艶なバンバネラを快演!

 明日海りお(以下みりお)の私の印象はフェアリーな中世的な雰囲気で歌と演技が上手い、どんな役もそつなく安定してみれる役者ですが、ここ数年人気の演目の再演ばかりで彼女の代表作がないのが心残りでした。

このまま、器用貧乏で終わってほしくないと思っていたので、ここで「ポーの一族」と思うと役者として報われたと思い感動しました。

みりおの演じるエドガーは、妹を守る為に少年のままバンバネラになってしまい複雑な葛藤を抱えていて難しく、なおかつ歌の量が他の演目とくらべ多いので、これまでの彼女の積み重ねがなければできない大役を快演していました。

バンバネラを演じたのかエナジーを吸い取られ、少しだけみりおの頬が減っています。

 

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あきらさんのポーツネル男爵はノーブルで男らしい

 贔屓しているあきらさんの演じるポーツネル男爵がノーブルで品があって男らしくてよかったです。

主人公が永遠の少年だから、大人として主人公と向き合える重要な役で出番が多かったです。

花組一筋で頑張っていて仁徳があり後輩から慕われていて、あきらさんの背中を見て花組の層が厚くなるのをみていると胸が熱くなります。

みりおがいて、今の花組のメンバーだから「ポーの一族」ができたと思います。

ホンマにあきらさんを大切にしないと宝塚の未来は危ないよって思うくらいです。

 

ポーの一族」で残念だと思うのが「耳に残るような曲がない」所です。

エリザベートやPUCKは一度聴いたら耳に残りますよね。

私が近年、観劇した中で耳に残った曲はバウ小劇場でのアイラブアインシュタインぐらいでした。(あきらさんが主演関係なしに)

 

ベルばら、エリザベートに続く名作を作り出さない限り宝塚歌劇の存続が危ぶまれると思います。

同じ演目ばかり再演をやったり、貸切公演(企業にチケットを買ってもらう)が多かったりと堅実に収益を上げる方向にいっていて運営が大変なのではと勘繰ってしまいます。

 

宝塚ファンとしてもさらなる飛躍を心から願います。

 

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