発達障害セルフサバイバルメソッド

発達障害(ADHD)当事者で現在、障害者雇用でOLをしています。【発達障害セルフサバイバルメソッド】ってブログを書いています。 少しでも発達障害の理解と当事者が前向きになってもらえるきっかけになればいいと思っています。

NHKスペシャル 発達障害~解明される未知の世界~ 感想

 

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この番組を発達障害当事者としてみるのに心の準備が必要だった

 2018年4月から始まる精神障害者雇用義務化にともないNHKが1年がかりの発達障害プロジェクトを始動させた。

2017年5月21日に放送されたNHKスペシャル 発達障害~解明される未知の世界~をやっと、みました。

なぜ、見るのに時間がかかったのは、同じ発達障害で苦しんでいる人を知る事で「自分の障害」向き合わないといけないので、想像以上の心の準備がいるからです。

 

文部科学省の調べだと小中学生の15人に1人が発達障害の疑いがあるようで、発達障害が身近にあるのを伝えています。

さらに、2018年の精神障害者雇用義務化の影響か、発達障害の受信希望者が、2012年3376人(述べ)に対して2016年だと7697人(述べ)と2倍以上増加して2017年の1月に国から状況の改善勧告を出される状態です。

(私は2011年に発達障害の診断をしたのでそのころと比べ状況が変わっているのだと痛感しました)

 

視聴者の意見も健常者、当事者とバランスよく挙げていて、健常者の意見として「普通の生活ができない人」「落ち着きがなく学習に支障があるイスに座れない変わった人」とイメージされているようです。(やっぱり、そうだろうな・・・)

それに対しての当事者の意見として

「中2の時に発達障害だと診断されまわりにも伝えているのに先生がなかなか理解してくれない」がありました。

いつの時代の先生か具体的にわかりませんが、今は国が総力を挙げて発達障害の雇用やサポートをしている状況なのに「知らない」では済まない問題です。

もし、そのような態度をとる先生がいたら「教師を辞める」のをすすめた方がいいでしょう。私なら、教育委員会に訴えます。

 

発達障害の違和感を表現できる「大人」の当事者が増えたことにより科学的に原因が分かるようになった

 カリフォルニア大学エリサ・マルコ准教授が発達障害の原因を科学的に分析すると「発達障害の人たちは脳の神経のつながりに弱い部分がある」のが分かった。

視覚過敏では、外全体が白っぽく見えて目が痛い、夜は車や自転車のライトの光が痛い、動くものを見ると色を失ったように見えるなどさまざまです。

定時制高校に通う18歳のASD自閉症スペクトラム症)の当事者が、喫茶店での会話で「声の区別ができず混ざったように聞こえる」と再現したVTRは私よりも症状が酷かったので胸が痛くなりました。

ASD自閉症スペクトラム症)の認知研究の第一人者であるロンドン大学認知神経科学フランチェスカ・ハッペ教授によると、こういった症状は脳が出す司令と関係しているのが原因だそうです。

自閉症スペクトラム症の人には常に新しい音として聞こえ続け、彼らにとって世界はあまりにも情報が多すぎて脳が混乱状態に陥っているのです」と科学的に解明してくれたので、この映像を参考に自分の症状を伝えていきたいと思いました。

 

他の発達障害として、ADHD(注意欠陥・多動性障害)では名古屋大学准教授 岡田俊の監修で再現されました。

「忘れ物」「落ち着きがない」その本当の理由のタイトルで、よく忘れ物をする落ち着きのない子供として描かれました。

こういった症状は、順序を立てて行動をする、喜びや満足を得るために待つのが苦手だからです。

LD(学習障害)では筑波大学教授 宇野彰の監修で再現されました。

読み書きが苦手その本当の理由のタイトルで、どこで文字を区切って読めばいいか分からないため朗読が苦手とありました。

 

当事者の意見として

「個性と発達障害、性格と発達障害がどう違うか悩んでいる」と周りと合わすことが苦手で悩み苦しみ続けると、うつ、不安障害などの二次障害を発症します。

それに加え、イギリスでASD自閉症スペクトラム)の最大70%がうつと驚愕の数字が発表されました。

 

番組を見終わった後、同じ発達障害を抱えている人のさまざまな状況をみて胸が痛くなりました。

 

最後にゲストの栗原類が印象に残っていて、彼は2年前のあさイチ発達障害だとカミングアウトしました。当事者と発達障害の子供を持つ親に

「よくぞいってくれた」「私たちの代弁をお願いします」と賞賛されましたが

 

発達障害の特徴って人それぞれ違うので、僕の特徴が参考になるかわかりませんが、ひとりでも、多くの人にわかって頂ければ・・・」と冷静な意見を言っていました。

そう、私が常に思っている事を言ってくれたので嬉しくなりました。

 

今回のセルフサバイバルメソッド

・同じ発達障害でも人それぞれ違うので、自分と障害と向き合い他の人に症状を伝え理解してもらう。それが、発達障害の生き抜くための最大のポイント

 

そのために立ち上げた発達障害セルフサバイバルメソッドです。