発達障害を抱えていると高確率で発症するうつ病やパニック障害
同じ発達障害の当事者で二次障害になっている人の事を考えると、やるせない気持ちになります。
私は、幸い精神的にタフ(図太い)なので、今のところ会社を休職するような重症のうつ病やパニック障害など二次障害になっていません。
ですので、二次障害にかかって苦労している人の事を考えるとやるせない気持ちになります。
うつ病は心の風邪と言い、ストレスやホルモンバランスなどが複雑にからみ発症するので私もなる可能性があります。
友達がうつ病が原因で会社をやめた話をききましたし、家族ぐるみのつき合いの親戚の叔父さんがうつ病で苦しんでいるのをまじかに見て辛さがわかります。
(当事者はもっと辛いだろうと思いますが・・・)
私の周りでうつ病になる人は、気が利いて優しいまじめな人です。
いろんな事を気にするので繊細でストレスが多いのだろうかと思います。
あるいは、親からネグレストや虐待される環境、学校や職場でイジメられたりとストレスや辛い経験がうつ病などの二次障害を引き起こすかもしれません。
10年前に「うつ病になる人間は、その人が弱いからなるのです。やる気があれば、うつ病にならない」と言う講師
10年くらい前に働いていたエステティックサロンの技術研修の講師が
「うつ病になる人間は、その人が弱いからなるのです。やる気があれば、うつ病にならない」と言っていたのをおぼえています。
少なくともエステティックは人を癒す仕事なのに、このような考えでいいのかと疑問に思いました。
(その職場は、マルチタスクが多く職場環境も劣悪だったのですぐ辞めました)
うつ病やパニック障害などの二次障害は、何かがきっかけで誰でもなる可能性があります。
ですので、うつ病やパニック障害を抱えている人を「みっともない」「やるきがない」「自己責任」と決して思わないでほしいです。
こうゆう考え方をする企業は人材が定着しないので潰れてしまいます。
現に働いていたエステティックサロンは倒産しました。
3年ほど前に愛猫が亡くなってしまいペットロスがきっかけでうつ病っぽくなりました。
それに気づいた会社の上司が
「最近、様子がおかしいけどどうしたの?実は僕はうつ病になった事があって休職した事があるから本当に辛かったら休むといいよ」
と言ってくれました。
まじめで仕事ができる人だったので、意外な人からのカミングアウトでビックリしました。
どうやって、うつ病をなおしたのですかと聞くと
「子供と遊んでのんびりしていた」と答えてくれました。
今回のセルフサバイバルメソッド
・うつ病やパニック障害は身近なところであります。いつ自分がなるか分かりません。本当に辛いのは当事者なのであたたかく見守りましょう
人間は複雑で繊細ですので、いつ何が起こるか分かりません。
会社の上司から、心が疲れたら自分の好きな事をしたり、のんびりして休むのが二次障害を防ぐ方法だとアドバイスをもらいました。
無理は禁物ですね、気をつけましょう。