発達障害者の理想の働き方を考えてみた
人と関わりたくない、聴覚過敏で疲れがたまりやすい発達障害
発達障害を抱えていると会社勤めが辛くなるときがあります。
季節の変わり目だと体がだるくなったりしますし、普段のお勤めでも、ストレスを感じます。
電車の通勤ラッシュ、うるさい電話の音、何を言っているか分からない長い会議、苦手な女性社員の会話を聞くなど、人と関わりたくないと思うときがあります。
私の場合、オフィスの人間関係が紛らわしいと思うことがあります。
トイレを使うのにも変に気を遣って疲れてしまいます。
ある女性社員にトイレの時間が長いと指摘されて嫌な気分になりました。
こっちは他の人よりも疲労しやすいため、ひとりでゆっくり過ごし回復したかったのに・・・。
休み時間も自分のペースでゆっくりしたいのですが、好き嫌い関係なしに人がいると気が休まりません。
発達障害者にとって大切なのは、落ち着く場所で自分のペースで働くことです。
発達障害者とネットの仕事
ある発達障害者がライターの仕事で経済的に自立をしている記事をみました。
在宅ワークだと、ランサーズやクラウドワークスで簡単なアンケートやライティング、ロゴの作成などがあります。
技術があるのなら、高収入の仕事ができますが、誰でもできるアンケートやライティングは基本的に単価がやすいです。
それでも、文字入力や文章を考えるのが早かったら、それなりに稼げる人がいますが、ほとんどの人が、「おこづかい」ていどの金額を稼ぐくらいで精一杯です。
あと、胡散臭さ満載ですが、ネットビジネスで儲ける人もいます。
顔出しで、「まだ、○○しているの?」と汗水垂らして働くサラリーマンを馬鹿にするような煽り芸などできません。
それに、フリーランスという雇用体制になるので自己管理ができないと厳しいです。
こんな在宅勤務もあってもいいのでは?
そこで、私が考える在宅勤務は、障害者雇用で雇い3ヶ月〜半年くらい会社に勤め社内の業務を覚えてから在宅勤務するかたちです。
実際に会ってお互いを理解するのが大切だと思うからです。
働いてみて理解につながらなくても、その人の傾向がわかります。
雇う側も従業員の障害の状態が分かるので、会わないで仕事をするより安心します。
在宅勤務をするための最低限の条件
私の場合は前職で、納期遵守を叩き込まれたので、頼まれた仕事はやり遂げました。
体調が悪くなり、仕事ができなくなってしまう場合は、長い納期の仕事を与えてもらうようにするなど、自分自身を管理できるのが大切です。
仕事をする上で大切なのは、信頼関係ですので約束や納期は守りましょう。
今回のセルフサバイバルメソッド
・発達障害者にとって大切なのは、落ち着く場所で自分のペースで働くこと
・障害者雇用で3ヶ月〜半年くらい会社に勤め社内の業務を覚えてから在宅勤務するかたちにすれば、負担をかけずに長く働くことができる
・雇う側のメリットとして、障害の具合などが分かるので、会わないで仕事をするより安心します
・仕事をする上で大切なのは、信頼関係ですので約束や納期は守りましょう
時代の流れによって様々な働き方ができるようになっています。
私も自分のペースで、人目を気にせずのびのび働きたいですね。
参考
精神障害のある人たちの在宅勤務の実際からみる促進要因の検討と課題